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補助金申請にgBizID(GビズID)を取得しましょう!
gBizID(GビズID)ってご存知でしょうか。事業再構築補助金など国の補助金申請に必須のアカウントです。このブログではGビズIDの種類や、取得方法、利用方法などについて紹介します。
なお、本ブログはデジタル庁の以下のサイトを元に作成しています。
◆GビズIDWebサイト
◆GビズIDクイックマニュアルgBizIDプライム編
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf
GビズIDとは、法人や個人事業主が、補助金等の複数の行政サービスを1つのアカウントで利用することのできる認証システムです。
アカウント作成は無料で、有効期限、年度更新はありません。
次の動画は、GビズIDのWebサイトに掲載されている紹介動画です。1分程度で簡潔にまとめられていますのでご覧ください。
(出典:「GビズIDWebサイト」より)
GビズIDの種類
GビズIDには、プライム、メンバー、エントリーの3種類のアカウントがあります。
(出典:「GビズIDWebサイト」より)
アカウントの違いをまとめると以下のとおりです。
gBizIDエントリー:Webサイト上ですぐに取得できますが、利用できる行政サービスが限られています。
gBizIDプライム:gBizIDが使えるすべての行政サービスで利用できます。gBizIDエントリーでは補助金の申請ができませんので、gBizIDプライムを取得することをお勧めします。
gBizIDメンバー:gBizIDプライムを取得している人(法人代表者等)が許可したサービスのみ利用できます。
GビズIDで利用できる行政サービス
ものづくり補助金、事業再構築補助金、持続化補助金、IT導入補助金などの補助金の申請等手続きで利用します。GビズIDを使用しないと申請をはじめ諸手続きができません。
現在、中小企業向け補助金、支援サイトのミラサポplusなど39の行政サービスが利用できます(2022年2月現在)。利用できるサービスは順次拡大されるそうです。
利用できる行政サービスは以下のWebサイトをご覧ください。
GビズIDの取得方法
GビズIDのアカウントを登録するために必要なものは以下のとおりです。
(出典:「GビズIDクイックマニュアルgBizIDプライム編」より)
(1)GビズIDWebサイトへアクセスする
(以下、gBizIDプライムの例で紹介します。)
サイト内の次の画面からアクセスすると、gBizIDプライム登録申請書作成画面に進みます.
(2)gBizIDプライム登録申請書を作成する
a.所定の項目を入力(Webサイトのイメージ)
(出典:「GビズIDクイックマニュアルgBizIDプライム編」より)
b.申請書のダウンロード、印刷
c.申請書に作成日を記入のうえ、代表者印(法人の場合)または実印(個人事業主の場合)を押印
(出典:「GビズIDクイックマニュアルgBizIDプライム編」より)
(3)gBizIDプライム登録申請書等の書類を送付する
a.書類送付
b.ログイン用パスワードの設定
不備がなければ2週間程度で登録申請受付のメールが届きます。
メールに記載されているURLをクリックすると登録したSMSにワンタイムパスワードが送付されます。
届いたワンタイムパスワードを入力し、パスワード登録画面でログイン用パスワードを入力します。これで、GビズIDを利用できるようになります。
GビズIDの利用方法
(出典:「GビズIDクイックマニュアルgBizIDプライム編」より)
※ 認証用のアプリはAppStoreまたはGoogle Playで「GビズID」と検索しインストールすることができます。
補助金の申請を考えていてGビズIDをまだ取得していない事業者様はもちろん、まだ補助金申請を具体的に考えていないという事業者様も、一つのアカウントで複数の行政サービスに利用できるので、今から取得しておいてはいかがでしょう。
補助金申請の手続きを始めると、事業計画書の作成や各種書類の準備など忙しくなります。申請から取得まで以前より期間は短縮されましたが、まだ2週間程度かかります。余裕をもって手続きを進められるよう、GビズIDをあらかじめ取得しておいてはいかがでしょうか。
なお、GビズIDの詳細や詳しい取得方法等は「GビズIDWebサイト」をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
HKSパートナー 中小企業診断士 社会保険労務士