ものづくり補助金、申請から交付までスケジュール

ものづくり補助金の申請から交付に至る流れは、次の7つのSTEPで構成されます。

【STEP1 情報収集】

この補助金事業を運営する中小企業庁や、申請書類の提出窓口となる全国中小企業団体中央会の各地域事務局Webサイトで、最新の「公募要領」や「申請書類」を入手。補助を受けたい事業について、認定支援機関(第3章参照)と連携しながら計画を練り上げます。

【STEP2 書類作成】

次に公募要領を参照しながら、応募申請書や事業計画書などの書類作成】を行います。

【STEP3 応募申請】

応募申請書や事業計画書などの書類が完成したら、認定支援機関のチェックを受け、期日までに最寄りの地域事務局に提出。事務局が審査し採択の可否を決定します。

【STEP4 交付申請】

「交付申請書」と「経費見積り」を提出し、交付が決まります。

【STEP5 事業実施】

提出した計画書に沿って事業を進めますが、補助の対象となる経費については、領収書・見積りなどすべての書類を保管しておきましょう。

【STEP6 実績報告】

「補助事業実施報告書」と「使用経費の支払証明書類」を提出すると事務局は「確定検査」を行い、事業が適正に行われたか確認の上、補助金額を決定。事業者に補助金額確定通知を送ります。

【STEP7 請求】

補助金額確定通知を受領した事業者が請求し、補助金が支払われます。

平成28年度補正「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」

このステップを平成28年度補正「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」のケースにあてはめてみましょう。

【STEP1 情報収集】~【STEP2 書類作成】

公募要領の発表は平成28年11月14日、この日から公募が始まり、事業者は情報収集と書類作成を行いました。

【STEP3 応募申請】

応募の締切りは、郵便が平成29年1月17日、電子申請は翌18日までと、応募期間、約2ヶ月の間に申請する必要がありました。
最終的に15,547件の申請があり、それぞれ審査が進められました。
採択決定は平成29年3月17日で、採択件数は6,157件となりました。

【STEP4 交付申請】

予定通り進めば3~4月中に、交付まで決定され、補助事業が開始されます。

【STEP5 事業実施】

事業期間は、およそ5〜6ヶ月(補助金の類型による)。

【STEP6 実績報告】

10月末頃に完了し実績報告書を提出し、これを受けて確定検査が実施されます。

【STEP7 請求】

補助金額が確定したら事業者は請求書を送り、支払いが行われます。

ものづくり補助金、申請書作成の「コツ」

何から始めればよいのかわらない場合は、補助事業分類のⅠ.「革新的ものづくり開発支援」に、自身の事業があてはめまるかどうか、見てみましょう。
基軸となるのは、まずは、ご自身の会社が持つ独自の技術や工夫です。
自分なりの技術や工夫を行い、見えてきた技術的な課題を、上述の12分野の技術を用いて解決し、新しい製品を開発することが期待されているのです。
会社の得意分野の延長線上に、新たな課題とその解決するための投資、その結果見えるであろう成果をまとめることを目指しましょう。
しかし、日常の忙しい業務に加え、申請書を自ら作成するのは難しいと思われます。補助金に詳しい専門家に相談し、場合によっては協力依頼することで、タイミングを逃さず申請することができるでしょう。