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令和7年度補正予算案から見る中堅・中小企業向け補助金の全体像

新年あけましておめでとうございます。本年もHKSをどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年末に令和7年度の補正予算が成立し、コロナ禍を除き過去最大規模と言われています。

前年度から約31%増加と言われており、規模が大きいことや経済対策に重点が置かれていることは報道などでご覧になっていることと思います。今回はその補正予算から、特に中堅・中小企業の事業者の方が実際に利用していくことができる補助金関連の政策について解説いたします。

今回お伝えしたいポイント

1.中小企業向け補助金の予算規模は1兆円超、重点支援は「成長投資・省力化」

 2.今後のスケジュールとして年度内の補助金の締切タイミング、2026年度の動向のチェックが重要

はじめに - 補正予算の全体像と「中小企業支援」の位置づけ

令和7年度補正予算は、2025年末に参議院本会議で可決され成立しました。物価高騰対策や成長分野への投資を柱とし、一般会計歳出総額は約18.3兆円規模に及びます。

そのうち、中小企業・小規模事業者向けの支援(補助金・支援事業等)は政府資料によれば約8,364億円で、既存基金等を含めると実質1兆1,300億円超に達する規模とされています。

政策の柱は「成長投資支援」「生産性向上・省力化」「伴走支援」「取引適正化」「資金繰り支援」「災害支援」など6つで整理され、中堅・中小企業の飛躍的な成長と持続的な生産性向上が狙いです。

出所:中小企業庁ウェブサイト

中小企業・小規模事業者関係予算等のポイントでは、労働供給制約、物価高、米国関税による厳しい経営環境に直面する中小企業・小規模事業者への賃上げ支援を行うとされ、以下のように中小企業等関係予算を充実させる方針が読み取れます。

出所:中小企業・小規模事業者関係予算等のポイント(PDFで開きます)

枠組みと補助金の紹介

以下は令和7年度補正予算で注目される中小企業向け補助金の主要な枠組みです。

出所:中小企業・小規模事業者関係予算等のポイント(PDFで開きます)

それぞれの事業についてみていきます。

中小企業生産性革命推進事業

この事業は中小企業・小規模事業者の「稼ぐ力」を強化するための総合支援枠で、以下の補助金群が含まれます。

  • 中小企業成長加速化補助金
  • デジタル化・AI導入補助金(旧 IT導入補助金)
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 事業承継・M&A補助金

これらを合わせて3,400億円が計上されました。

出所:令和7年度補正予算PR資料(PDFで開きます)

中堅等大規模成長投資補助金

中堅・中小・スタートアップ企業の持続的な賃上げや事業成長等を目的とした、大規模成長投資補助金です。

前年度と比べ、1,100億円程度増額されており、施策の充実が期待されます。

出所:令和7年度補正予算PR資料(PDFで開きます)

ものづくり商業サービス省力化・革新的開発・新事業・海外展開促進事業

中小企業などの売上拡大や生産性向上を後押しし、付加価値額や生産性向上、賃上げにつなげていくことを目的としています。

この事業は、以下の補助金を含んでいます。

  • 新事業進出・ものづくり補助金
  • 中小企業省力化投資補助金
    • カタログ注文型
    • 一般型

これまで別の補助金とされていた新事業進出補助金とものづくり補助金が統合される予定です。

これらを合わせ、2,960億円の予算が計上されています。

出所:ものづくり商業サービス省力化・革新的開発・新事業・海外展開促進事業(PDFで開きます)

今後の注目ポイント

直近では、以下の補助金について公募が予定されています。

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(もの補助)

☞ 22次公募 2026年1月30日締切

新事業進出補助金

☞ 第3回公募 2026年3月26日締切

中小企業省力化投資補助金(一般型)

☞ 第5回公募 2026年2月下旬締切

中小企業成長加速化補助金

☞ 2次公募 2026年3月26日締切

IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金に統合)

☞ 2026年1月7日締切分が最終回

補助金の申請を希望される場合、計画書やGビズID等の手続きを早期に進めることが重要です(※GビズID取得は申請に必須)。

令和7年度補正予算の成立により、その後についても各種補助金の募集が始まっていくと期待されますので、こまめに情報収集するとともに、早めに準備を進めていくことをおすすめします。複雑な制度を理解したい、より完成度の高い計画を作りたいといった場合は、専門家への相談も有効です。

さいごに

今回は令和7年度補正予算と中堅・中小企業向けの補助金について解説いたしました。いかがでしたでしょうか。昨年度を上回る予算が計上されており、中堅・中小企業向けの支援策が更に充実していくことが期待されます。

HKSでは各種補助金の申請から採択後のフォローまで、採択実績のある経験豊富な専門家が対応します。HKSまでご相談ください。

今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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